危機に陥った日本の最終手段とは
「歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる」こと!?
書店で見かけて、一度はパラパラめくっただけでスルーしたものの、数日後どうしても気になって購入。
その日は週末だったのでイッキ読みしてしまいました。
映画化(2024年7月公開)したということで、映画前にと改めて読み返してみましたが、やっぱり面白い!
財務大臣:豊臣秀吉
経済産業大臣:織田信長
経済産業副大臣:大久保利通
総務大臣:北条政子
官房長官:坂本龍馬
外務大臣:足利義満
厚生労働大臣:徳川綱吉
ほかにも“近代医学の祖”緒方洪庵など、歴史上の偉人がAIとホログラムで蘇り、危機的状況にある日本を何とかするべく動き出します。
偉人たちのことを知らなくても、うろ覚えでも、登場時に注釈できちんと紹介されているので大丈夫。
第1部はドキュメンタリータッチで、お堅いビジネスIF小説かと思いきや、第2部からはミステリー要素が加わって、そこはかとなくラブ要素も加えられて、最後まで飽きません。
コロナ禍がひと段落した今の日本だからこそ、読んでみてほしい1冊です。
もちろん、現代日本で、ここまで思い切った政策が実現できるかどうか、という問題はありますけれど、すごく今の日本経済について考えさせられる作品です。
小説読むのは苦手、という方は、Audible無料体験なら30日間無料で聞けます!
ヤングチャンピオンコミックスでコミカライズもあるので、こちらもおススメです。