スイート・ポイズン―本当は恐ろしい人工甘味料「アスパルテーム」の話

ある日突然、ものすごい頭痛と世界が回るようなめまい、視界の中に現れる光に襲われたら…

ダイエット・ソーダを飲み、ダイエットにいいとされる健康食品を摂っているのに体重は減るとどころか増え、むくんだような水太りで、トレーニングもエアロビクスを続けているのに体力が落ちるし、イライラするし、夜も眠れなくなる…

ついには爪が割れたりはがれたりするようになり、心臓の鼓動に異常、喘息の症状も…

眼球が飛び出して、ものを見るのにも支障が出るようになり、両眼の網膜に損傷が…

数か月も続く右ひざの激痛…

 

これらの変化は、著者に、わずか1年の間に起こったことだそうです。
著者は幼児から乳児まで、3人の子供を持つ母親です。

 

ある日とうとう、あまりの具合の悪さに行った病院の救急処置室で意識を失い、目覚めたときには個室で、医師に「バセドウ病」だと宣告されました。

医師は、甲状腺放射線で破壊しなければならず、そのために、処置後は一生薬を飲み続けなければならないと告げます。

 

でも著者は、医師が上げたバセドウ病の13の症状のうち、12は自分に当てはまるが、当てはまらない残りの1つ「極端に痩せる」が自分に当てはまらないこと、症状の中に頭痛が含まれないことに不安と疑問を持ち、放射性ヨードで甲状腺を破壊することを決定する前に、こうなった原因を探り、他の方法がないのかを必死で模索するべきだと考えたのです。

 

「答えを見つけなければ、しかも、早く見つけなければ。さもなければ死んでしまう。」

 

豆腐など健康に気を使ったものを毎日食べているのに、コレステロールが300もある。
タバコもお酒も甘いものも摂らないし、規則正しい生活で運動もしている。

しかもなぜ、急激に痩せるはずの甲状腺の病気・バセドウ病なのに自分は太るのか?

彼女は医師が止めるのを振り切って退院し、夫と子供と暮らす我が家に戻り、そして、病気になってしまった原因を探そうと、自分の生活のひとこまひとこまを見なおそうとチェックを始めます。

 

そこでついつい習慣で、ダイエット清涼飲料の缶に手を伸ばし、ごくごく飲んだところで、ひどい編頭痛に襲われるのです。


――そういえば全ての問題が始まったのは、ダイエット・ソーダを飲み始めたころだった。

と思い当たり、それなら小さな子供をたちはどうなるのかと不安になるのです。

 

人工甘味料ってどうなの?

本当に安全なの?

そう思っている人にぜひ読んでほしい一冊です。

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